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CNAC LABでは、2013年2月4日より1ケ月限定で、アートと映画の両分野で近年国際的に活躍するタイの映像作家、アピチャッポン・ウィーラセタクンの「プリミティブ」プロジェクトより、インスタレーションを構成する映像7点のうち、昨年夏にCNAC LABで上映した6点(プラグラムA)および、2012年に制作され、同年のカンヌ映画祭で発表された短編映画「Ashes」を、あわせて特別上映いたします。

 「プリミティブ」プロジェクトは、ハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)、FACT(リバプール)、アニメイト・プロジェクツ(ロンドン)の共同コ ミッションワークとして制作された作品で、大規模な映像インスタレーション1作品(7点/8画面)に加え、短編映画2作品、アート本1冊で構成されていま す。2010年にカンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)に輝いた映画「ブンミおじさんの森」を構想する際に、タイの僧侶が書いた「前世が見える男」という本に出会ったことをきっかけに、アピチャッポンはタイ東北地方を旅し、本プロジェクトと長編映画を完成させたものです。

 「Ashes」は、2012年にトイカメラのロモから発売されたLomoKino(ロモキノ)を使用して制作された短編映画で、昨年の5月19日にカンヌ映画祭で発表されています。国内ではロモグラフィー社のイベントや、アテネフランセ等で昨年上映されましたが、1ケ月間の連続上映は初めての試みとなります。

アピチャッポン・ウィーラセタクン
「プリミティブ」特別上映

短編作品『ASHES』+映像作品『PRIMITIVE』プログラムA
2013年2月4日(月)– 2月28日(木)
Open Hours 11:00 – 19:00

休館日、営業時間変更のお知らせ
2月25日(月)11:00 - 17:00
2月26日(火)休館
2月27日(水)13:00 - 19:00

短編作品『Ashes』

2012年/20分18秒/タイ語/ステレオ
スペック: Digital, HD 1920 x 1080, Apple ProRes (HQ)

監督: Apichatpong Weerasethakul
製作: Efe Çakarel, MUBI
共同製作: Engin Yenidünya
製作補: Julie Ebbinghaus
制作:Kick the Machine Film

トイカメラの生産で世界中のファンを魅了するロモが、2012年に動画カメラ、LomoKino(ロモキノ)スペシャルエデションを発売 。一般的なフィルムカメラで使う35mmフィルムを装着して、本体からのびる細いレバーを手でクルクル回して撮影する、おもちゃ感覚の撮影機材です。そんなアナログ手回しカメラを、タイの映画監督、アピチャッポン・ウィーラセタクンが監修し、白いボディーにカラフルな水玉デザインのアピチャッポン限定モデルがリリースされました。

また動画配信サイト、MUBIとのコラボへと発展し、MUBIにて無料オンライン配信するため、LomoKinoアピチャッポン限定モデルを使い、短編映画『Ashes』が撮影されました。

アピチャッポン監督が選んだ題材は、キング・コングという名の愛犬。生後3ヶ月の頃から一緒に暮らしてきた、その愛犬がこの世を去ってしまう。そして、思う・・・。魂というものは自然の中に還元されてゆくのだろう、と。愛や喜びに囲まれた日常、そんな記憶の断片から、灰に覆われた空へと。

Lomography 『ASHES』
MUBI 『ASHES』(英語)

映像作品『PRIMITIVE』プログラムA

NABUA(9分3秒)
NABUA SONG (4分10秒)
I’M STILL BREATHING(11分7秒)
AN EVENING SHOOT(4分10秒)
A DEDICATED MACHINE (1分34秒)
MAKING OF THE SPACESHIP(28分13秒)

アピチャッポン・ウィーラセタクン
「プリミティブ」(プログラム B)

PRIMITIVE(2画面/29分34秒)
2012年9月22日(土)– 2013年1月31日(木)
Open Hours 11:00 – 19:00

2013年1月31日(木)は17:00まで営業いたします。
アピチャッポン・ウィーラセタクン
「プリミティブ」(プログラム A)
2012年7月6日〜8月26日
Open Hours 11:00〜19:00

 

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〒107-0062 東京都港区南青山5-4-30
CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex 1F

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