ARCHIVE 過去の展覧会

LAB/CoSTUME NATIONALでは、2013年10月19日から2014年1月13日まで、世界的な現代美術家である杉本博司の個展「Architecture of Time」を公開いたします。

現代美術作家 杉本博司は、明快なコンセプトと8x10(エイトバイテン)カメラを用いた精緻な写真技術によって「時間」、「光」、「モダニズム」をテーマに数々の名作を生み出し、世界的に高い評価を得ていますが、古美術、伝統芸能にも造詣が深いことで知られています。

2011年秋からは、人形浄瑠璃「曾根崎心中」を原文に最も忠実な形で舞台化した「杉本文楽 曾根崎心中 付り観音廻り」の構成・演出・美術を手掛け、国内外から多くの注目を集めています。

CoSTUME NATIONALは、この杉本博司のオーセンティックな芸術活動に共鳴し、現在「杉本文楽 曾根崎心中 付り観音廻り」の2013年秋ヨーロッパ3都市公演をサポートしております。

今回、このヨーロッパ公演の開催を記念し、杉本博司の作品展示「Architecture of Time」をCoSTUME NATIONALで実施する運びとなりました。CoSTUME NATIONALの運営するバー、"WALL / CoSTUME NATIONAL"の壁をオープン以来飾っている杉本博司の代表的な「建築(Architecture)」シリーズの作品を多数集め、併設したギャラリーであるLABにてインスタレーションを行うことで、CoSTUME NATIONALの青山旗艦店スペースの中に、連続性をもった特別な空間が誕生します。無限遠の2倍の焦点で写し取られたモダニズムの建築物が表す建築のエッセンスが、CoSTUME NATIONALのミニマルでオーセンティックな哲学と呼応し、静かに緊張感のある空間自体が作品と共に迫ってくる感覚を引き起こします。

この機会に、杉本博司とCoSTUME NATIONALの持つ美しい世界をぜひ体感して下さい。

「Architecture」 Series(「建築」シリーズ)

時間、光と並んで、杉本博司が強い関心を寄せるモチーフが「近代」である。その象徴として、アイコン化したモダニズム建築を撮影したのが、『Architecture』シリーズである。焦点を無限遠の2倍に設定し、強制的にぼかされた像は、装飾的で弱いディテールを失い、建築家の脳内で発想されたイメージそのままの、強靭なフォルムだけを印画紙の上に残す。


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CNAC LAB
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-30
CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex 1F

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