2015.01.30
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2015年1月10日(土)米ロサンゼルスにて、アメリカのNPO団体『The Art of Elysium』主催のチャリティーイベント「The 8th Annual Heaven Gala」が行われ、CoSTUME NATIONALのデザイナーのエンニョ カパサが、ユーゴスラビア出身の世界的パフォーマンスアーティストであるマリーナ アブラモヴィッチとのコラボレーション作「Heaven」を発表いたしました。
今回の作品は、マリーナ アブラモヴィッチが自身の考える「Heaven」のビジョンである“A state of consciousness where light and dark met(光と影が出会う意識状態)”を具現化するにあたり、エンニョ カパサへ参加を呼びかけたことから実現しました。エンニョ カパサはマリーナ アブラモヴィッチと共同で当イベントのために特別にウェアをデザインし、参加者へと配布。イベントを通じて、来場者が一体となったアートを提供いたしました。また、マリーナ アブラモヴィッチへの衣装提供、さらに、2015年Pre Fallコレクションの発表を行いました。
光と影の抽象的な関係性というテーマは、エンニョ カパサが常に探求しているものであり、CoSTUME NATIONALのデザインを代表する重要な要素の一つでもあります。ブランド創立以来、CoSTUME NATIONALはデコンストラクション、滑らかでありながら構築的なシルエット、男性的エネルギーと女性的エネルギーの観念的な融合によって、ブランドの独自性を表現してきました。今回の「Heaven」発表を通じて、「Pre Fallコレクションのプレゼンテーションでは、光と影の関係性について極めて忠実に表現できた。」とエンニョ カパサは語ります。 |